創作とダンスの為のワークショップ vol. 2 フィートバックと次回開催のご案内

創作とダンスの為のワークショップ『身体に見える景色を追う』 vol. 2 、おかげさまで年内の開催が終了した。 https://www.facebook.com/events/608902022859659/?active_tab=about 参加いただいた皆さまありがとうございました。 このWSはダンスのステップや振り付けを学ぶようなものではなく、 それぞれ自分の思考と身体に対する気づきと出会っていくことを目指します。 その為に必要なテクニック(動きのテクニック、思考のテクニック)のようなものは確かに存在すると考えるので、そこをアプローチしていくWSでありたい。 今回の参加者の中には 小演劇専門の役者さんと、映像専門の俳優さんがおられて、 同じ演技の分野でも、視点の違うお二人が揃った面白い日だった。 更に私を含め、美術分野を経験している面々が4名。 初めましての方にも来ていただけて、嬉しかった。 身体への視点、世界への興味の持ち方、自分自身との向き合い方が、 分野の違いによって垣間見えるようで、お互いに楽しい刺激を受けたと感じる。 最初に、 それぞれ参加者同士で話し合える時間を設けた。 今回のテーマは 「創作の作業を始める為にウォームアップとして行っていること」 について。 私にとって、慌ただしい日常の時間から、創作の為の時間に入っていく切り替わりというのはとてもデリケートなもので、 なかなか上手く集中状態になれないことの方が多い。 仕事での人間関係が上手くいっていないとき、家庭の慌ただしさで気が立っているとき、 その日によってコンディションも違うので、難儀なもので。 もちろん、 「好きで好きでたまらないことをやっているんだから、集中するための苦労なんてない。」 というアーティストもいるかもしれないが、 私は決してそういうタイプでもない、というより、生理周期や季節などの時期、その時の人間関係、生活環境によってかなり変わる。大学時代はそんなにデリケートに影響しないだろうと思っていたことにも、段々と敏感になる。 この点で難しさを感じているのは私だけではないのではと思い、 「こんなことをするよう心がけている」というお話をそれぞれにしていただいた。 皆さまそれぞ...